資金調達マップでは、これまで数多くの補助金・助成金に関する記事を公開してきました。その中で見えてきたのが、「情報は理解できたが、実際の申請の段階でつまずいてしまう」という声です。事業計画書の書き方が分からない、オンラインでの手続きや申請の操作に不安がある、そもそも法人化する前で誰に相談すればいいか分からない、といったケースをよく耳にします。

補助金・助成金 申し込み

本題に入る前に、いくつかの言葉を確認しておきます。

  • 補助金助成金:どちらも国や自治体から返済不要のお金を受け取れる制度です。助成金は要件を満たせば原則受け取れるのに対し、補助金は審査を経て「採択」された場合に限り受け取れる、という違いがあります(この記事では、便宜上まとめて「補助金」と呼んでいる箇所があります)
  • GビズID:行政サービスにオンラインでログインするための共通ID
  • 電子申請:インターネット上で申請書類を提出する仕組み
  • 事業計画書:どんな取組をして何を実現したいかをまとめた書類
  • 認定支援機関:国が認めた経営相談の専門機関

1. どんな補助金の相談ができるか

申請できる制度は多岐にわたりますが、まずは次のような状況に当てはまるかどうかを確認してみてください。

  • これから独立・開業する予定で、開業費用の一部を補助金でまかないたい
  • お客さんを増やしたい、お店や事務所をリニューアルしたい
  • 人手が足りず、機械やシステムに任せたいと考えている
  • そろそろ後継ぎや会社の譲渡について考え始めている
  • 環境に配慮した新しい商品やサービスを作りたい
  • 思い切って大きな設備投資をしたい
  • 災害や停電など、もしものときに備えておきたい
  • 従業員の給料を上げてあげたい

1つでも当てはまれば、対応できる制度がある可能性があります。それぞれの詳細を見ていきましょう(正式な補助上限額・補助率などの詳細は、必ず公式情報でもご確認ください)。

小規模事業者持続化補助金(創業型・通常型)

項目内容
このような方におすすめ販路開拓、店舗改装、広告・ホームページ制作などに取り組みたい、比較的小規模な事業者
補助上限額/補助率通常型:基本50万円(特例で最大250万円)/創業型:200万円(特例で最大250万円)、いずれも補助率2/3

中小企業省力化投資補助金(カタログ注文型・一般型)

項目内容
このような方におすすめIoT機器やロボット、自動化システムなどを導入し、人手不足を解消したい事業者
補助上限額/補助率カタログ注文型:従業員規模に応じて最大1,500万円程度/一般型:750万円〜8,000万円(大幅賃上げ特例で最大1億円)、補助率1/2〜2/3(1,500万円を超える部分は1/3)

事業承継・M&A補助金

項目内容
このような方におすすめ後継者への事業引き継ぎ、第三者への譲渡(M&A)、引き継ぎ後の設備更新やシステム入れ替えなどに取り組みたい事業者
注意点事業承継促進枠は認定支援機関の確認が必要なため、対応可否は個別にご相談ください

ゼロエミッション推進に向けた事業転換支援事業(製品開発助成)

項目内容
このような方におすすめ脱炭素・省エネ・EV・水素などに関する新製品・新技術の開発、試作品の製作や試験評価に取り組む東京都内の事業者
補助上限額/補助率単独申請1,500万円・共同申請3,000万円/2/3以内
公募状況2026年8月時点で受付中

躍進的な事業推進のための設備投資支援事業

項目内容
このような方におすすめ製造ラインの増設、大型設備の更新、基幹システムの刷新など、本格的な設備投資を予定している東京都内の事業者
補助上限額/補助率100万円〜最大1億円/1/2〜4/5(区分による)
公募状況直近は2026年7月終了、次回未定

BCP実践促進助成金

項目内容
このような方におすすめ発電機や蓄電池の導入、データバックアップ体制の整備、防災備蓄品の確保など、策定済みのBCPを実行したい東京都内の事業者
補助上限額/補助率単独型500万円・連携型1,000万円/1/2〜2/3
公募状況次回2026年9月予定

新製品・新技術開発助成事業

項目内容
このような方におすすめ新しい製品の試作品製作、性能試験、実用化に向けた評価などに取り組む東京都内の事業者
補助上限額/補助率2,500万円/通常1/2、賃上げに取り組む場合3/4〜4/5
公募状況直近は2026年4月終了、次回未定

大阪府 利益率向上・賃上げ支援事業

項目内容
このような方におすすめ業務システムの導入、広告・販促の強化、社員研修の実施などを通じて利益率向上・賃上げに取り組みたい大阪府内の事業者
補助上限額/補助率500万円/2/3以内
注意点申請システムの担当者登録は事業者ご本人限定のため、弊社は事業計画書の作成支援が中心になります
公募状況直近は2026年6月終了、次回未定

今回紹介できなかった補助金や、地方自治体が独自に実施している支援制度も数多くあります。この補助金はサポートできますか?○○を検討しているけどもっと合う制度はありますか?以前、不採択になったけど申し込めますか?など、どんなご相談も大歓迎です。

まずはお気軽にご相談ください。

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2. 法人設立・法人口座の開設も対応します

補助金を検討している方の中には、法人設立前の方もいらっしゃるかもしれません。

たとえば、個人事業主として活動してきて、法人化(法人成り)のタイミングで法人向けの補助金もあわせて使いたいという方。これから創業するタイミングで、設備投資の補助金も同時に検討したいという方。あるいは、法人化すれば使える補助金の幅が広がると知り、それをきっかけに法人化を考え始めた方。

そんな方のために法人設立のサポートも可能です。定款の作成や、法人口座の開設に欠かせないホームページの作成など、小さいことから大きいことまで何でもご相談ください。

こちらも、今の状況(個人事業主として活動中、これから法人化を予定しているなど)を教えていただくだけで大丈夫です。なお、進めていく中で補助金の申請が難しいと分かった場合でも、法人設立の部分は引き続きサポートしますので、ご安心ください。

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3. 費用について

項目内容
着手金10万円(契約時にお支払い)
成功報酬採択額の10%(補助金が入金された時点で発生)
補助金を切り替える場合の着手金5万円(不採択後、別の補助金へ申請し直す場合。同じ補助金への再申請は着手金なし)

※横にスクロールして確認できます。

成功報酬には金額の下限を設けていないため、比較的小さな金額の補助金であっても、成功報酬が不釣り合いに高額になることはありません。一方で着手金については、無料をうたう事業者があることは承知のうえで、あえていただく形にしています。事業計画書の作成から電子申請の操作サポート、提出書類の確認まで、実際に手を動かして最後まで伴走する分の対価だと考えているからです。

そのぶん、「とにかく費用を抑えたい」「書類作成もすべて自分で対応できる」という方には、他のサービスのほうが向いているかもしれません。反対に、「事業計画書の書き方に不安がある」「採択の可能性を少しでも高めたい」「電子申請の操作に自信がない」という方には、力になれると思います。

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4. 相談方法

補助金は事業者にとって心強い制度である一方、手間がかかり、提出書類も少なくありません。興味はあったけど様々な理由で諦めてしまった方も、この機会にぜひ挑戦してみませんか。一人では難しく感じることも、専門家の知識を借りながら進めていけます。

まずは無料相談からお気軽にお問い合わせください。

フォームをご送信いただいてから、数日以内にこちらからご連絡いたします。その後、面談日程を調整したうえで、オンラインで約60分ほどお話しさせていただき、双方に問題がなければ契約という流れになります。面談はオンラインで実施するため、全国どこからでもご参加いただけます。

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この記事の著者

吉田 直樹

吉田 直樹(資金調達マップ編集部)

資金調達マップ編集部の編集責任者。ファクタリングや各種融資、補助金・助成金まで、資金調達に関する幅広いテーマの記事編集を統括している。金融・経済分野での長年の編集経験を活かし、専門的で複雑になりがちな情報を、事業者にとって正確でわかりやすいコンテンツに仕上げることを重視。編集部全体の記事品質と中立性の担保に努めている。

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