【イージーファクター(Easy factor)】は、オンライン完結で最短60分の資金化を掲げるファクタリングサービスです。

手数料は2%〜8%ですが、実際の入金スピードや審査結果は条件によって異なります。

本記事では、手数料・審査基準・即日入金の条件・口コミや注意点を公式情報に基づいて整理し、利用前に確認すべきポイントを解説します。

1. イージーファクターとは?サービス概要と運営会社

イージーファクターは、売掛債権を支払期日前に売却して資金化するオンライン型のファクタリングサービスです。

銀行融資と異なり、借入ではなく売掛債権の売却によって資金を確保できる点が特徴です。

また、手数料の上限を公表していることと、申込から契約まで非対面で進められることも特徴として挙げられます。

まずは基本情報と契約方式を確認しましょう。

イージーファクターの基本情報と利用条件

項目内容
サービス名イージーファクター(Easy factor)
運営会社株式会社No.1
サービス形態売掛債権の買取型ファクタリング
契約方式2社間ファクタリング
手数料2%〜8%
手数料以外の費用公式サイトでは発生しないと案内
入金スピード最短60分(条件あり)
見積もり時間最短10分
買取金額売掛先1社あたり原則5,000万円まで
買取下限公式FAQでは明確な下限を設けていないと案内
利用対象法人・個人事業主
対応地域オンラインで全国から相談可能
申込・契約方法Web申込・Zoom・クラウドサインなど
電話受付時間平日9:00〜19:00
公式サイトhttps://easyfactor.jp/

※2026年10月時点で確認した公式情報に基づきます。買取金額や手数料、契約条件は審査結果によって異なります。

公式FAQによると、買取上限は原則として売掛先1社あたり5,000万円です。条件によっては、それ以上の金額も相談できます。

買取下限は明確に設けられていませんが、手数料との兼ね合いから数十万円程度からの利用が案内されています。

ただし、買取金額や契約の可否は、売掛先の信用力や取引内容などを踏まえた審査によって決まります。

2社間ファクタリングとオンライン契約の特徴

イージーファクターは、利用者とファクタリング会社で契約する「2社間ファクタリング」を採用しています。

原則として売掛先への通知や承諾が不要なため、取引先に知られず資金調達を進められる点が特徴です。

ただし、売掛先から代金を受け取った後は、契約条件に従ってファクタリング会社へ送金する必要があります。

また、Zoomによるオンライン面談とクラウドサインによる電子契約に対応しており、来店や書類の郵送は原則不要です。

手続きの負担を抑えられる一方、書類確認や審査は必要なため、即日入金を希望する場合は事前準備が重要になります。

株式会社No.1の会社概要と運営体制

イージーファクターを運営する株式会社No.1は、ファクタリング業務や経営コンサルティング業務などを手掛ける企業です。

公式サイトで確認できる会社情報は、以下のとおりです。

項目内容
会社名株式会社No.1
設立2016年1月7日
代表取締役濵野 邦彦
本社所在地東京都豊島区東池袋1-18-1 Hareza Tower 20F
資本金8,000万円
主な事業ファクタリング業務、経営に関するコンサルティング業務など
公式サイトhttps://no1service.co.jp/

運営会社の所在地や代表者、事業内容が公開されていることは、サービスの信頼性を判断する材料になります。

ただし、会社情報の透明性と、個別の契約条件の妥当性は別の問題です。

契約前には、見積もりと契約書の内容を照らし合わせ、手数料・実際の受取額・入金予定日・売掛金の送金条件を確認しましょう。

イージーファクターは電子契約に対応していますが、手続きの早さだけで判断せず、契約内容を理解したうえで利用することが大切です。

2. イージーファクターは最短60分で入金できる?即日利用の条件

イージーファクターは最短60分での資金化を掲げていますが、すべての申込者が1時間以内に入金されるわけではありません。

公式FAQでは、通常の資金化期間を2〜5営業日程度と案内しています。

最短60分はあくまで最速値であり、実際の入金予定日は審査や契約の進行状況によって変わります。

最短60分と通常2〜5営業日の違い

公式FAQでは、必要書類の提出から審査、オンライン面談、契約、入金までの所要時間を次のように案内しています。

手続き公式サイトの所要時間目安
問い合わせ・書類提出即日〜1日
審査半日〜2営業日
Zoom面談30分〜1時間
電子契約30分程度
入金契約完了後、即日〜翌営業日

※上記は各工程の目安であり、合計時間や審査結果を保証するものではありません。

公式FAQには、10時に問い合わせ、15時に契約、15時30分に入金する参考例が掲載されています。

一方、公式の利用手順では、15時以降に契約が完了した場合、振込は翌営業日になると案内されています。

公式情報で案内が異なるため、即日入金を希望する場合は、契約完了の期限と振込予定時刻を事前に確認しましょう。

即日入金を目指すための準備

イージーファクターで即日入金を希望する場合は、申込から契約までの手続きをスムーズに進めることが重要です。

特に次の4点を意識しましょう。

  • 早めの申込:午前中を目安に問い合わせる
  • 必要書類の準備:不備がないか事前に確認する
  • 面談・契約への対応:Zoom面談や電子契約に対応できる時間を確保する
  • 入金希望日の共有:資金が必要な日時を申込時に伝える

申込が早くても、審査や契約に時間がかかれば当日入金できるとは限りません。

入金が翌営業日以降になる主なケース

入金が遅れる主な要因には、次のようなものがあります。

  • 売掛先の情報不足:信用調査に追加確認が必要になる
  • 提出書類の不備:修正や再提出で審査が止まる
  • 複数の請求書を提出:取引内容の確認に時間がかかる
  • 土日・祝日を挟む:審査や振込が翌営業日以降になる

特に金曜日の申込では、手続きが間に合わないと週明け以降の入金になる場合があります。

支払期限が迫っている場合は、入金予定が確定するまで、その資金を前提にした支払いを約束しないよう注意しましょう。

3. イージーファクターの手数料2〜8%と資金調達コスト

イージーファクターの手数料と、実際に受け取れる金額を確認しましょう。

公表手数料2〜8%と追加費用の有無

イージーファクターの手数料は2〜8%で、公式サイトでは事務手数料や債権譲渡登記費用、出張費などの追加費用は発生しないと案内しています。

ただし、適用手数料は審査によって決まり、必ずしも最低料率の2%で利用できるわけではありません。

主な判断材料は次のとおりです。

  • 売掛先の信用力:支払能力や過去の入金実績
  • 入金までの期間:売掛金の支払期日
  • 取引内容:取引実績や請求書の正当性

公表手数料と実際の契約条件は異なるため、見積もり時には最終受取額を確認することが重要です。

100万円・300万円・500万円の受取額シミュレーション

イージーファクターの公表手数料2%〜8%をもとに、売掛債権の金額別に受取額を試算しました。

売掛債権額手数料2%手数料5%手数料8%
100万円98万円95万円92万円
300万円294万円285万円276万円
500万円490万円475万円460万円

※額面全額を買取対象とし、追加費用がない場合の試算です。実際の見積もり金額ではありません。

例えば、300万円の売掛債権では、手数料2%と8%で受取額に18万円の差が生じます。

手数料が高くなるほど手元に残る資金は減るため、早期資金化の必要性と費用負担を照らし合わせて判断しましょう。

他社と比較するときに確認したい3つの条件

イージーファクターの利用を検討する際は、同じ売掛債権を条件に、複数社の見積もりを比較すると判断しやすくなります。

その際、確認したいのは次の3点です。

比較項目確認する内容
手数料・費用適用手数料と追加費用の有無
最終受取額実際に口座へ振り込まれる金額
入金予定日審査・契約後、いつ資金を受け取れるか

例えば、同じ300万円の売掛債権について、A社が手数料3%、B社が5%を提示した場合、追加費用がなければ受取額の差は6万円です。

ただし、A社の入金予定日が翌週で、B社が当日入金に対応できるなら、支払期限によって判断は変わります。

同じ債権・同じ希望入金日で見積もりを取り、受取額と資金化の時期をセットで比較しましょう。

なお、継続的に利用すると、その都度手数料が発生します。翌月以降の資金繰りまで見通して判断することが大切です。

4. イージーファクターの審査基準と申込から入金までの流れ

イージーファクターの審査では、売掛先の信用力や取引内容が重視されます。ここでは、主な審査基準と必要書類、申込手順を解説します。

審査で確認される売掛先の信用力と取引内容

イージーファクターでは、売掛先の支払能力を重視していますが、信用力だけで審査結果が決まるわけではありません。

主な確認事項は次の4つです。

  • 売掛先の信用力:経営状況や支払い実績
  • 取引の実在性:請求書に記載された取引の事実
  • 売掛金の支払期日:入金予定日と金額
  • 取引実績:継続取引の有無や過去の入金履歴

例えば、請求書の取引先名と通帳の入金元名義が異なる場合、追加確認が必要になることがあります。

審査をスムーズに進めるには、請求内容と取引履歴の整合性を確認しておくことが重要です。

なお、具体的な審査通過率や通過ラインは公表されていません。

赤字決算・税金滞納・創業間もない事業者の利用条件

イージーファクターでは、赤字決算や税金滞納があっても、売掛債権の内容によっては利用できます。

状況別の条件は以下のとおりです。

事業者の状況公式情報に基づく利用条件
赤字決算申込可能。ただし、大幅な赤字が続く場合などは個別判断
債務超過売掛先の信用力などを踏まえて審査
税金滞納利用可能な場合あり。ただし、売掛金などの差押えに注意
創業1年未満申込可能。取引実態や売掛債権の確認が必要
銀行融資を断られた売掛債権があれば審査対象になる可能性あり

税金滞納については、分納中でも利用できる場合があります。ただし、売掛債権や入金先口座が差し押さえられている場合は利用できません。

また、創業1年未満で決算書がない場合は、試算表や事業計画書などで対応できることがあります。

いずれも審査通過を保証するものではないため、自社の状況を正確に伝えて確認しましょう。

必要書類3点と事前準備のチェックポイント

イージーファクターが公式サイトで案内している基本書類は、次の3点です。

必要書類確認される主な内容
直近の決算書事業の状況。個人事業主は確定申告書
請求書売掛先・請求金額・支払期日
通帳のコピー売掛先との取引履歴や入金状況

審査内容によっては、契約書や発注書など追加資料を求められる場合もあります。

準備する際は、書類の有無だけでなく、記載内容にも注意が必要です。

特に、請求書の金額や日付、取引先名に誤りがないかを確認してください。通帳のコピーも、必要な取引履歴が途中で切れていない状態で提出しましょう。

提出後の修正や再提出を減らすことが、審査をスムーズに進めるための基本です。

申込・審査・契約・入金の4ステップ

イージーファクターの申込から入金までは、公式サイトで4つの工程に分けて案内されています。

手順内容
① 相談・申込Webフォームや電話から問い合わせ、必要書類を提出
② 審査売掛先の信用力や提出書類を確認
③ 契約提示条件を確認し、クラウドサインで電子契約
④ 入金契約完了後、指定口座へ振込

Zoomによるオンライン面談が案内されているため、申込後は担当者の説明に従って日程を調整します。

審査通過後も、提示された手数料や買取金額に納得できなければ契約を見送ることは可能です。

また、2社間ファクタリングでは、売掛先から入金された代金の送金義務など、契約後の対応も確認する必要があります。

契約前には、実際の受取額・入金予定日・売掛金の送金条件を確認しましょう。

5. イージーファクターの口コミ・評判と利用判断のポイント

イージーファクターの利用を判断する際は、公式情報だけでなく、利用者の評価や契約上の注意点も確認しておきたいところです。

口コミ・評判から確認できる評価

イージーファクターについては、ファクタリング比較サイトに利用者の口コミが掲載されています。

評価として見られるのは、オンライン手続きの手軽さや担当者の対応、入金スピードです。

例えば、口コミサイト「FundBridge」には、小売業の事業者が80万円の売掛債権について13時頃に問い合わせ、14時からZoom面談を行い、15時過ぎに入金されたという投稿があります。手数料は8%だったとのことです。

一方で、書類の再提出やZoom接続の遅れにより、契約完了が16時頃となり、入金が翌朝になったという投稿もあります。

これらは利用者による自己申告の口コミであり、入金記録や契約書まで確認された実績ではありません。

出典・参照元

利用するメリットと契約前の注意点

イージーファクターの主なメリットは、次の3つです。

  • オンライン完結:来店や郵送の負担を抑えられる
  • 2社間契約:原則として売掛先への通知が不要
  • ノンリコース:売掛先の倒産による回収不能について、原則として利用者に償還請求しない

ただし、ノンリコース契約でも、請求書の虚偽申告や二重譲渡、売掛金受領後の送金義務違反は別の問題です。

売掛先が倒産した場合の取り扱いと、利用者自身の契約上の義務は区別して確認する必要があります。

向いている事業者・向いていない事業者

イージーファクターは、売掛金の入金までに一時的な資金不足が生じている事業者に向いています。

向いている事業者慎重に検討したい事業者
売掛金の入金前に支払いが必要毎月の赤字を補うために利用する
来店せずに手続きを進めたい対面での相談や契約を希望する
取引先への通知を避けたい売掛先の承諾を得て3社間契約を利用したい
一時的な資金繰りのずれを解消したい長期的に低コストの資金を確保したい

特に注意したいのは、ファクタリングの継続利用です。

毎月の売掛金を繰り返し売却すると、その都度手数料が発生し、将来受け取る予定だった資金も減っていきます。

一時的な資金不足には有効でも、慢性的な赤字を解消する手段にはなりません。

継続して資金が不足する場合は、支払条件の見直しや融資など、別の資金調達方法も検討しましょう。

他社から乗り換えるときの判断基準

現在利用しているファクタリング会社の手数料や対応に不満がある場合、イージーファクターへの乗り換えも選択肢になります。

ただし、乗り換えによって必ず手数料が下がるわけではありません。

比較する際は、同じ売掛債権・同じ希望入金日で見積もりを取り、最終受取額と契約条件を確認することが重要です。

また、すでに他社へ譲渡した売掛債権を、別の会社へ重複して譲渡することはできません。

既存契約の対象となっている債権を確認したうえで、新たな取引を進めましょう。

6. イージーファクターのよくある質問と利用前のまとめ

最後に、イージーファクターの申込前によくある疑問を整理します。

土日・祝日でも入金してもらえますか?

原則として、入金対応は平日の営業日です。

公式サイトの電話受付時間は平日9時〜19時で、契約完了が15時以降の場合、振込は翌営業日になると案内されています。

土日・祝日に資金が必要な場合は、前営業日までに手続きを進めるか、休日入金に対応する他社も検討しましょう。

個人事業主や設立1年未満の企業も申し込めますか?

はい。個人事業主や設立1年未満の企業も申込対象です。

公式FAQでは、事業歴よりも売掛先の信用力や取引内容を重視すると説明しています。

ただし、申込条件を満たしていても、審査通過が保証されるわけではありません。

売掛先に知られずに利用できますか?

原則として、売掛先への通知や承諾なしで利用できます。

イージーファクターは2社間ファクタリングを採用しており、通常は利用者と運営会社の間で契約を進めます。

ただし、契約内容や債権管理上の対応については、事前に確認しておきましょう。

売掛先が倒産した場合、返済義務はありますか?

原則として、利用者に返済義務は発生しません。

イージーファクターは、償還請求権のないノンリコース契約を採用しています。

ただし、虚偽申告や売掛金受領後の送金義務違反など、利用者側に契約上の問題がある場合は別です。

契約前に償還請求権の有無と免責条件を確認しましょう。

見積もりだけでも依頼できますか?

はい。無料見積もりを依頼できます。

提示された手数料や買取金額を確認し、条件に納得できるか検討しましょう。

他社と比較する場合は、手数料率だけでなく、最終受取額と入金予定日を揃えて確認することが大切です。

まとめ|入金時期と受取額を確認して判断しよう

イージーファクターは、オンライン完結と最短60分での資金化を特徴とするファクタリングサービスです。

ただし、最短60分はすべての申込者に保証される入金時間ではありません。

利用を判断する際は、必要書類を揃えたうえで、実際の手数料・受取額・入金予定日を確認しましょう。

また、売掛債権の早期資金化は一時的な資金不足への対応策です。継続利用によって手数料負担が増えないよう、翌月以降の資金繰りも見通しておく必要があります。

資金調達の早さだけでなく、受取額と契約条件が自社の資金繰りに合っているかを基準に判断することが大切です。

この記事の著者

中村陽介

中村陽介(資金調達マップ編集部)

資金調達や売掛債権の活用法など、経営者が抱える資金課題をテーマに編集・執筆を担当。元ファクタリング会社に勤務していた経験を活かし、ファクタリングの仕組みや活用ポイントについて、実務的な視点から分かりやすく伝えることを重視している。

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