ネクストワンのファクタリングを検討する際は、「実際の手数料はいくらになるのか」「審査では何を見られるのか」「本当に早く資金化できるのか」といった点が気になるところです。

また、公式サイトの情報だけでなく、実際の口コミや契約事例まで確認したうえで、自社に合うサービスか判断したい方も多いでしょう。

この記事では、ネクストワンの手数料・審査・必要書類・申込方法をはじめ、利用前の注意点や口コミ・評判、公式の契約事例まで整理して解説します。

1. ネクストワンファクタリングとは?基本情報・特徴

ネクストワンは、法人を対象に売掛債権の買取を行うファクタリングサービスです。

売掛先からの入金を待たずに売掛金を資金化でき、2社間・3社間ファクタリングの両方に対応しています。

一方で、「最短即日」「手数料1.5%〜」といった数字だけで利用を判断するのはおすすめできません。

実際の手数料や入金時期は、契約方式、売掛先の信用力、債権の内容、必要書類の準備状況などによって変わります。まずはサービス全体の条件を確認し、自社の希望と合っているかを整理することが大切です。

ネクストワンの会社概要

公式サイトでは、ファクタリングだけでなく経営コンサルティングの知見を生かし、資金繰り改善などの相談にも対応する方針を掲げています。

項目内容
サービス名ネクストワン
運営会社株式会社ネクストワン
所在地東京都千代田区内神田3-24-4 9STAGEkanda 6F
代表者代表取締役 福田 文生
資本金1,000万円
対象法人
契約方式2社間ファクタリング・3社間ファクタリング
最低取扱金額30万円
買取上限上限なし
入金スピード最短即日
対応エリア全国
契約方法面談・郵送・電子契約など
問い合わせ受付平日9:00〜19:00
メール問い合わせ24時間受付

個人事業主については、公式FAQで「法人専門」と明記されているため対象外です。

また、最低取扱金額は30万円で、買取額に上限はありません。ただし、5,000万円を超える売掛債権については、審査に日数がかかる場合があると案内されています。

そのため、「数千万円規模でも即日で必ず資金化できる」という意味ではありません。高額債権ほど、必要な金額と資金が必要な日を早めに伝えておくことが重要です。

手数料・買取可能額

ネクストワンの公式料金ページでは、ファクタリング手数料について次のように案内されています。

契約方式手数料
2社間ファクタリング5%〜10%
3社間ファクタリング1.5%〜7%

ここで注意したいのが、公式サイト内でも3社間ファクタリングの手数料表記に違いがあることです。

料金ページでは「1.5%〜7%」、同ページ内の比較表では「1.5%〜8%」、FAQでは「平均1.5%〜4%」と案内されています。

公式サイト内でも表記に差があるため、申込前から自社の手数料を決めつけず、実際の見積もりで手数料と最終受取額を確認しましょう。

入金スピード・営業時間

ネクストワンでは、必要書類が揃っていれば最短即日の資金化が可能と案内しています。

公式FAQでは、即日で条件提示を受けるための基本書類として「請求書・通帳」が挙げられており、状況に応じて決算書などの追加資料を求められる場合があります。

ここは「最短即日」という言葉を少し慎重に見る必要があります。

午前中に申し込んでも、請求書の内容と通帳の入金履歴が一致しない、売掛先との取引を確認できない、追加資料の提出に時間がかかる、といった状況では審査に時間がかかる場合があります。

反対に、確認材料が揃っている案件は進み方が早くなります。

ファクタリングでは、急いで申し込むこと以上に、審査担当者が確認したい情報をすぐ提示できる状態にしておくことが資金化までの時間を左右します。

電話による問い合わせ受付は平日9:00〜19:00です。メールでの問い合わせ自体は24時間受け付けていますが、夜間や土日・祝日に送信したからといって、その場で審査や振込まで完了するという意味ではありません。

即日の資金化を希望する場合は、平日の早い時間帯に必要書類を揃えて相談する方が現実的です。

2社間・3社間ファクタリングに対応

ネクストワンは、2社間・3社間ファクタリングの両方に対応しています。

契約方式特徴手数料
2社間売掛先への通知・承諾が原則不要5%〜10%
3社間売掛先の承諾が必要1.5%〜7%

取引先に利用を知られたくない場合は2社間、売掛先の承諾を得られ、手数料を抑えたい場合は3社間が主な選択肢です。

契約方式によって手続きや費用が異なるため、自社が優先したい条件に合わせて選びましょう。

融資とは異なるネクストワンの特徴

ネクストワンでは、次のような条件でもファクタリングを検討できます。

  • 赤字決算・債務超過でも申込可能
  • 担保・連帯保証人・代表者個人保証は不要
  • ノンリコース契約を採用

特に確認しておきたいのが、ノンリコース契約です。

ネクストワンの公式FAQでは、売掛先が倒産して売掛金を回収できなくなった場合でも、利用企業に支払いを求めない償還請求権なしの契約であることが明記されています。

これは、売掛債権を担保にした融資ではなく、売掛債権そのものを売買するファクタリングの重要なポイントです。

また、赤字決算や債務超過でも申し込み自体は可能とされています。

ただし、「赤字でも利用できる」と「必ず審査に通る」は別の話です。実際の審査では売掛先の信用力や売掛債権の内容が確認されます。

ネクストワンを検討するときは、自社が対象になるか、売掛債権はいくらあるか、いつまでにいくら必要なのかを整理してから相談すると、条件を比較しやすくなります。

2. ネクストワンの審査基準と申し込み方法

ネクストワンのファクタリングでは、銀行融資とは異なり、申込企業の決算内容だけで審査結果が決まるわけではありません。

重要になるのは、買い取る売掛債権を期日に回収できる見込みがあるかどうかです。

そのため、審査をスムーズに進めるには「自社の業績を良く見せる」ことよりも、売掛先との取引実態や売掛金の内容を確認できる資料を揃えることが重要になります。

ここでは、ネクストワンの公式情報をもとに、審査で確認されるポイントから必要書類、申し込みから入金までの流れを整理します。

審査では何を重視される?

ネクストワンは、詳細な審査基準を公表していません。

ただし、公式サイトで案内されている必要書類を見ると、売掛債権の内容や取引実態、過去の入金状況を確認できる資料が重要になることがわかります。

特に準備しておきたいのは、次の情報です。

  • 売掛債権が実際の取引から発生していることを示す資料
  • 請求金額・支払期日を確認できる請求書
  • 契約書・注文書・納品書などの成因資料
  • 売掛先からの過去の入金履歴を確認できる通帳

特に重要なのが、「売掛金が本当に存在すること」を第三者が確認できる状態にしておくことです。

請求書だけでは、どのような取引から発生した売掛金なのか判断できないケースがあります。その場合、注文書や契約書、納品書などの成因資料が追加で必要になります。

また、過去の通帳履歴から同じ売掛先による入金実績を確認できれば、継続した取引関係があることを説明しやすくなります。

一方、支払期日を過ぎた未回収債権や回収遅延債権は、ネクストワンでは買取対象外です。

「請求書があれば何でも資金化できる」というわけではないため、すでに支払いが遅れている債権を持ち込む場合は注意してください。

審査をスムーズに進めるポイント

ファクタリングの審査では、追加資料のやり取りが増えるほど資金化までの時間も延びやすくなります。

実務では、最初の申込時点で「誰に対する、何の取引で、いつ入金される売掛金なのか」が整理されている案件ほど進行がスムーズです。

具体的には、申込前に次の4点を確認しておくとよいでしょう。

  1. 今回売却したい請求書を特定する
  2. その請求書に対応する契約書・注文書などを用意する
  3. 同じ売掛先から過去に入金された履歴を確認する
  4. 希望する調達額と資金が必要な日を決める

ネクストワンの申込書でも、「買取希望金額」「資金用途」「希望日」のほか、会社情報、月商、取引銀行、借入状況などを記入する形式になっています。

申込後に一つずつ調べ始めるより、あらかじめ情報を整理しておいた方が確認の往復を減らせます。

急ぎの案件ほど、申込ボタンを押す速さより、申込前の10分〜20分で必要資料を整理する方が資金化までの時間短縮につながります。

必要書類

ネクストワンの公式サイトでは、即日で条件提示を受けるための基本資料として「請求書・通帳」が案内されています。

ただし、正式な面談・審査では、より詳しい書類が必要になる場合があります。

公式の「ご契約までの流れ」では、主に以下の書類が案内されています。

書類確認される内容
顔写真付き身分証明書代表者などの本人確認
会社謄本(履歴事項全部証明書)法人情報の確認
決算書(直近2期分)会社の事業・財務状況の確認
売掛先への請求書売掛債権の金額・支払期日の確認
契約書・納品書・注文書・発注書など売掛債権が発生した原因の確認
通帳・当座勘定表売掛先からの入金実績や資金の流れの確認
小切手帳・手形帳当座預金を利用している場合の確認
納税証明書税務状況の確認

すべての申込者に必ず同じ書類が必要になるとは限りません。

公式FAQでも、請求書と通帳を基本とし、利用者の状況によって決算書などの追加書類を求める場合があるとされています。

契約時には、印鑑証明書や会社謄本、社判・実印などが必要になる場合もあります。

そのため、「審査に必要な資料」と「契約締結に必要な資料」を分けて考えておくとスムーズです。

なお、書類をメールや画像データで提出する場合は、文字や金額が読める状態かも確認してください。

通帳の一部が切れている、請求書の支払期日が読めない、契約書のページが不足しているといった状態では、再提出が必要になります。

申し込みから入金までの流れ

ネクストワンの申込みから資金化までは、大きく5つのステップで進みます。

STEP1. 相談・問い合わせ

まずは電話やメールなどから相談します。

この段階では、希望する調達額、売掛金の内容、資金が必要な時期などを伝えておくと、その後の案内がスムーズです。

申込み前の簡単な相談にも対応しています。

STEP2. 申し込み・ヒアリング

申込時には、会社概要や売掛先について簡単なヒアリングが行われます。

この確認は5分〜10分程度と案内されています。

2社間ファクタリングの場合、審査時にネクストワンから売掛先へ直接連絡することはないとされています。

電話で時間を取れない場合は、申込書をFAXやメールで提出する方法も用意されています。

STEP3. 必要書類の提出・審査

請求書や通帳、成因資料などを提出し、売掛債権の内容について審査を受けます。

来店または訪問による面談のほか、遠方の場合は郵送・メール・FAXによる書類対応も可能です。

面談を行う場合の所要時間はおおむね1時間程度とされています。

ここで申込内容と資料に食い違いがあると追加確認が発生するため、提出前に金額・売掛先名・支払期日などを確認しておきましょう。

STEP4. 買取条件を確認する

審査が終わると、買取金額や手数料などの条件が提示されます。

この段階で重要なのは、「希望額を調達できるか」だけを見ることではありません。

手数料などを差し引いた後、最終的に自社の口座へいくら入金されるのかを確認してください。

提示された条件に納得できない場合は、その場で契約しなければならないわけではありません。

金額・手数料・支払方法などを確認し、納得したうえで契約へ進むことが大切です。

STEP5. 契約・入金

提示された条件に同意すると、ファクタリング契約を締結します。

契約完了後、指定した銀行口座へ売掛債権の売買代金が振り込まれます。

ネクストワンでは電子契約にも対応しているため、遠方の法人でも手続きを進めることが可能です。

一方、審査や必要書類の状況によっては数日かかる場合もあります。

「最短即日」は利用できる可能性のある最短時間であり、すべての申込者に保証された入金時間ではありません。

資金が必要な日が決まっている場合は、余裕を持って相談し、必要書類を先に揃えておくことが現実的な進め方です。

3. ネクストワンのデメリット・利用前の注意点

ネクストワンは、法人の売掛債権を最短即日で資金化できる一方、すべての事業者・売掛金に対応しているわけではありません。

特に確認しておきたいのは、利用対象、最低取扱金額、手数料、債権譲渡登記、売却できる債権の状態です。

条件が合わないまま申し込むと、「そもそも利用できなかった」「想定より手元に残る金額が少なかった」といった結果になりかねません。

ここでは、ネクストワンを利用する前に把握しておきたい弱点と注意点を整理します。

個人事業主は利用できない

ネクストワンは法人専門のファクタリングサービスです。

公式FAQでも、個人事業主については利用できないと明記されています。

法人化していないフリーランスや個人事業主は、売掛先や売掛債権の内容に問題がなくてもネクストワンへ申し込むことはできません。

また、公式FAQでは風俗業も利用対象外とされています。

一方、法人であれば社歴の長さ自体は問われず、開業間もない企業でも売掛債権があれば利用できると案内されています。

そのため、単純に「設立から何年以上必要」というサービスではありません。

ただし、法人であることと審査に通ることは別です。売却できる売掛債権があり、その内容を確認できることが前提になります。

30万円未満の売掛金は利用できない

ネクストワンの最低取扱金額は30万円です。

たとえば、10万円や20万円だけを急いで資金化したい場合には利用できません。

少額債権を中心に扱う小規模法人の場合、この最低金額は利用前に確認しておきたいポイントです。

一方で、買取上限額は設けられていません。

ただし、5,000万円を超える場合は審査に日数がかかることがあるため、高額案件では「上限なし=すぐに全額を資金化できる」と考えない方がよいでしょう。

自社が必要としている金額がネクストワンの取扱範囲に合っているかを、申込前に確認しておく必要があります。

融資より資金調達コストが高くなる場合がある

ネクストワン自身も、ファクタリングのデメリットとして「融資に比べると手数料が高い」と公式FAQで説明しています。

ファクタリングは短期間で資金化しやすい反面、銀行融資の金利と単純に比較すると資金調達コストが高くなりやすい方法です。

そのため、資金を急いでいない場合までファクタリングを選ぶ必要はありません。

たとえば、数週間から数か月の余裕があり、銀行融資や制度融資を利用できる状況であれば、そちらの方が総コストを抑えられるケースがあります。

ネクストワンを利用する際も、

  • いつまでに資金が必要なのか
  • いくら不足しているのか
  • ファクタリングを利用した後に残る金額はいくらか

まで確認して判断することが重要です。

また、3社間ファクタリングでは、案件によって「留保金」が発生する場合があると公式FAQに記載されています。

留保金とは、売掛債権の一部を一時的に留保し、売掛先からの入金確認後などに精算する仕組みです。

2社間ファクタリングでは留保金は発生しないとされていますが、3社間を利用する場合は、手数料率だけでなく「契約時点で実際にいくら受け取れるのか」まで確認しておきましょう。

なお、ネクストワンでは審査費用や更新料は発生しないと案内されています。

債権譲渡登記が原則必要

ネクストワンでは、債権譲渡登記について公式FAQで「原則必須」としています。

ただし、利用企業の状況によって判断するとされているため、すべての案件で必ず登記されるとは限りません。

債権譲渡登記とは、売掛債権が譲渡された事実を法務局の登記によって公示する制度です。

ネクストワンでは、必要書類の提出後、指定する司法書士へ手続きを依頼する流れが案内されています。

ここは、オンライン完結や手数料だけを見ていると見落としやすいポイントです。

登記が必要になる場合は、

  • 債権譲渡登記を行うか
  • 誰が登記手続きを行うか
  • 登記に伴う費用はいくらか
  • 契約終了後の抹消手続きはどうなるか

を契約前に確認しておくと安心です。

特に、他社と見積もりを比較するときは、表示されているファクタリング手数料だけではなく、登記関連費用を含めた最終的な負担額で比較してください。

未回収債権・回収遅延債権は売却できない

売掛金であれば何でも買い取ってもらえるわけではありません。

ネクストワンでは、過去の未回収債権や回収遅延債権について、買取対象外と明記しています。

たとえば、

「本来は先月入金される予定だったが、売掛先からまだ支払われていない」

という売掛金を持ち込んでも、通常のファクタリングとして買い取ってもらうことはできません。

ファクタリングは、将来入金される予定の正常な売掛債権を期日前に売却する仕組みです。

すでに支払期日を過ぎ、回収そのものに問題が生じている債権は性質が異なります。

ネクストワンも、こうした債権については弁護士やサービサーへの相談を案内しています。

資金繰りに困ってから売掛債権を確認するのではなく、「まだ正常に支払われている段階」で資金化を検討することが大切です。

契約後は途中解約できない

もうひとつ重要なのが、契約を締結するタイミングです。

ネクストワンの公式FAQでは、売掛債権売買契約を締結した後の途中解約・利用停止はできないと案内されています。

つまり、

「契約したものの、やはり資金が不要になった」「後から別の会社でもっと安い見積もりが出た」

といった理由で、簡単に取り消せるわけではありません。

そのため、条件提示を受けた段階で、

  • 買取対象となる売掛債権
  • 買取金額
  • 手数料
  • 実際の入金額
  • 債権譲渡登記の有無
  • 契約後の売掛金の支払方法

を確認してから契約する必要があります。

急ぎの資金調達では、どうしても「今日振り込まれるか」に意識が向きます。

しかし、契約後に条件を変更する方が難しいからこそ、契約直前の確認は省略しないことが重要です。

ネクストワンは、売掛債権を早期に資金化したい法人にとって使いやすい選択肢ですが、法人限定・最低30万円・債権譲渡登記が原則必要・延滞債権は対象外といった明確な条件があります。

スピードだけで判断せず、自社の売掛債権が対象になるか、最終的な資金調達コストに納得できるかを確認したうえで利用を検討しましょう。

4. ネクストワンの口コミ・評判

ネクストワンの口コミでは、入金スピードや担当者対応を評価する声がある一方、手数料や審査条件については評価が分かれています。

なお、手数料や入金時間は売掛先や債権内容によって異なるため、口コミは一例として確認することが大切です。以下では、第三者サイトの口コミと公式サイトの契約事例を分けて紹介します。

良い口コミ・評判

第三者のファクタリング口コミサイト「ファクログ」では、ネクストワンに対して5段階評価で4.4という評価が掲載されています。

口コミで目立つのは、主に次のような内容です。

  • 審査から入金までの対応が早かった
  • 担当者の説明がわかりやすかった
  • 急な資金需要に対応できた
  • 他社から乗り換えて手数料負担が下がった
  • 継続利用ではオンラインで手続きを進めやすかった

たとえば、製造業の利用者による投稿では、101万円〜300万円を調達し、手数料10%、審査9〜12時間、入金まで1日という利用実績が掲載されています。

また、商社・輸入業の事例では301万円〜500万円を調達し、手数料8%、入金まで1日だったとされています。

口コミで評価されているのは、単純な「即日」という速さだけではありません。

担当者の説明や相談対応について触れている投稿もあり、初めてファクタリングを利用する法人にとっては、条件を確認しながら手続きを進められる点も評価材料になっています。

別の口コミサイト「ファクタリング会社の口コミ」でも、ネクストワンは総合評価3.6となっており、スタッフ対応や手数料について比較的高い評価が付けられています。

一つの口コミサイトだけを見ると評価が偏る可能性があるため、複数のサイトを確認するとサービスの傾向を把握しやすくなります。

悪い口コミ・気になる評判

ネクストワンでは、目立って多くの低評価口コミが確認されているわけではありません。

ただし、手数料などの契約条件は利用者によって異なります。ファクログでは、手数料5%〜10%程度の事例がある一方、建設業の継続利用で手数料18%・掛け目75%となったケースも掲載されています。

そのため、口コミに掲載された手数料は一例として捉え、実際の見積もりで手数料・掛け目・最終受取額を確認することが大切です。

公式サイトの契約事例

ネクストワン公式サイトでは、業種・調達額・手数料・実行までの日数を掲載した契約事例が多数公開されています。

一例を整理すると、次のような実績があります。

業種調達額手数料実行まで
軽配送業620万円7%翌日
測量業240万円8%翌日
食品製造業220万円8%翌日
自動車部品製造業320万円6%2日
運送業500万円8%翌日
建築業300万円8%当日
電気通信工事業120万円9%当日
整骨院100万円8%当日

たとえば千葉県の運送業の事例では、60日サイトの受注増加によって500万円の資金不足が発生し、ネクストワンで500万円を調達しています。公式サイトでは手数料8%、連絡から翌日に実行した事例として紹介されています。

埼玉県の建築業では、予定していた入金がずれたことから急きょ300万円が必要となり、手数料8%で当日に資金化した事例が掲載されています。

一方、すべての案件が当日や翌日に完了しているわけではありません。

公式事例には、地図製作販売業で100万円を調達し、手数料13%、実行まで5日かかったケースもあります。

こうした事例を見ると、「最短即日」は実際に成立している一方、審査内容によって数日必要になることもわかります。

なお、公式サイトの契約事例はネクストワン自身が掲載している情報です。

利用者の体験を知る参考にはなりますが、第三者が収集した口コミとは分けて見ることが重要です。

ネクストワンが向いている会社

これまでのサービス内容や口コミ、契約事例を踏まえると、ネクストワンは次のような法人と相性がよいと考えられます。

  • 売掛金はあるものの入金まで時間があり、支払いが先行している
  • 数十万円ではなく、数百万円規模の資金調達を検討している
  • 銀行融資の実行を待つ時間がない
  • 売掛先との取引実績を請求書や通帳などで確認できる
  • 担当者と相談しながら契約条件を確認したい
  • 他社ファクタリングからの乗り換えを検討している

特に、建設業・運送業・製造業などは、外注費や人件費、仕入代金の支払いが売掛金の入金より先に発生しやすい業種です。

公式の契約事例でも、こうした業種による利用が複数確認できます。

資金不足そのものが慢性化しているというより、「売上は立っているが、入金日までの一時的な資金が足りない」という場面で検討しやすいサービスです。

ネクストワンが向いていない会社

一方、次のような場合はネクストワン以外の資金調達方法も含めて検討した方がよいでしょう。

  • 個人事業主・フリーランス
  • 30万円未満の少額だけを資金化したい
  • 売掛金そのものがない
  • すでに支払期日を過ぎた売掛債権を回収したい
  • 資金調達を急いでおらず、低コストを最優先したい
  • 売掛先への通知も避けたい一方で、極端に低い手数料を求めている

特に、時間に余裕があり銀行融資を利用できる企業の場合、ファクタリングを最初から選ぶ必要はありません。

ファクタリングは「早く資金化できる」という価値と引き換えに、融資よりコストが高くなることがあります。

口コミでも、スピードや対応への評価がある一方、実際の手数料には幅があります。

ネクストワンが自社に向いているかを判断するときは、口コミの星の数だけでなく、必要な金額・資金が必要な日・提示された最終受取額の3点を基準に判断することが大切です。

5. ネクストワンに関するよくある質問とまとめ

最後に、ネクストワンを検討する際に確認しておきたい疑問をQ&A形式でまとめます。

税金を滞納していても利用できますか?

税金を滞納している場合でも利用可能と案内されています。

ネクストワンの公式FAQでは、税金の滞納中でも利用できると明記されています。

ただし、ファクタリングは無審査で利用できるわけではありません。実際の買取可否は、売掛債権の内容や売掛先の状況などを確認したうえで判断されます。

税金の滞納状況について確認された場合は、現在の状況を正確に伝えましょう。

銀行返済をリスケ中でも利用できますか?

リスケジュール中でも利用可能と案内されています。

銀行への返済が滞っている場合は、その状況によって個別に判断されますが、公式FAQではリスケジュール中であれば問題ないとされています。

銀行融資とは審査の考え方が異なるため、返済条件を変更していることだけを理由に利用できなくなるわけではありません。

ただし、実際の契約可否は売掛債権などを含めて判断されるため、申込時に返済状況を正確に伝えることが大切です。

調達した資金の使い道に制限はありますか?

資金使途に制限はありません。

ネクストワンでは、ファクタリングによって調達した資金の使い道を制限していません。

仕入代金や外注費、人件費、税金など、自社の資金繰りに応じて利用できます。

ただし、必要以上の売掛債権を資金化すると手数料負担も大きくなります。まずは資金繰り表などで不足額を確認し、必要な金額を基準に申込額を決めるとよいでしょう。

他社のファクタリングから乗り換えられますか?

他社からの乗り換えも可能です。

ネクストワン公式FAQでは、現在ほかのファクタリング会社を利用している場合でも乗り換えできると案内されています。

現在の契約より手数料を抑えたい場合や、契約条件を見直したい場合は、ネクストワンの見積もりと比較してみるのも選択肢です。

ただし、同じ売掛債権を複数のファクタリング会社へ譲渡することは避けなければなりません。現在利用している契約の対象債権や終了条件を確認してから乗り換えを進めましょう。

ネクストワンは何度でも利用できますか?

1回だけでなく、複数回の利用が可能です。

公式FAQでは契約期間に制限はなく、1回から複数回まで利用できると案内されています。契約終了後に、あらためてファクタリングを利用することも可能です。

また、希望金額に届かなかった場合は、追加申込みについて担当者へ相談できます。

一方、ファクタリングは利用するたびに手数料が発生します。

毎月の支払いをファクタリングで補わなければ資金繰りが成立しない状態になっている場合は、継続利用だけで対応せず、融資や固定費、取引先との入金サイトなども含めて資金繰りを見直すことが重要です。

まとめ

ネクストワンは、法人を対象に2社間・3社間ファクタリングを提供しており、最短即日の資金化に対応しています。

最低取扱金額は30万円で買取上限額はなく、売掛金の入金を待たずに資金を確保したい法人にとって選択肢のひとつです。

一方、個人事業主は利用できず、手数料や入金までの時間も案件ごとに異なります。債権譲渡登記が必要になる場合もあるため、広告上の最低手数料だけではなく、契約前に最終受取額や費用の内訳まで確認することが大切です。

特に、売上は確保できているものの入金より先に仕入代金・外注費・人件費などの支払いが発生する場合には、短期的な資金ギャップを埋める方法として検討しやすいでしょう。

資金が必要な時期と不足額を整理したうえで、必要書類を準備し、他社の見積もりとも比較しながら自社に合う条件かを判断してください。

この記事の著者

中村陽介

中村陽介(資金調達マップ編集部)

資金調達や売掛債権の活用法など、経営者が抱える資金課題をテーマに編集・執筆を担当。元ファクタリング会社に勤務していた経験を活かし、ファクタリングの仕組みや活用ポイントについて、実務的な視点から分かりやすく伝えることを重視している。

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