No.1ファクタリングは、請求書や売掛金を早期に資金化できるファクタリングサービスです。公式サイトでは手数料や必要書類、振込スピードが具体的に案内されていますが、実は対象者ごとに複数のプランが用意されており、プランによって条件が異なります。この記事では、公式サイトの記載にもとづいて、No.1ファクタリングの特徴と、申し込み前に確認しておきたいポイントを整理していきます。
目次
優良ファクタリング会社を見つけたい方へ
No.1ファクタリングは、請求書や売掛金を早期に資金化できるファクタリングサービスです。公式サイトでは手数料や必要書類、振込スピードが具体的に案内されていますが、実は対象者ごとに複数のプランが用意されており、プランによって条件が異なります。この記事では、公式サイトの記載にもとづいて、No.1ファクタリングの特徴と、申し込み前に確認しておきたいポイントを整理していきます。
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No.1ファクタリングとはどんなサービスか
No.1ファクタリングは、株式会社No.1が提供するファクタリングサービスです。売掛金や請求書を、支払期日より前に資金化できるサービスで、法律上は融資(お金を借りること)ではなく、売掛債権を売買する契約にあたります。
No.1ファクタリングの特徴のひとつは、対象者ごとに複数のプランが用意されている点です。法人・個人事業主・フリーランスのどの立場で申し込むかによって、案内されるページや条件が変わります。加えて、オンライン完結型の「Easy factor」という関連サービスや、建設業向け・医療機関の診療報酬向け・介護事業者の介護報酬向けといった専門特化型の導線も用意されています。この記事では、まず基本となる総合ファクタリングを中心に説明したうえで、個人事業主・フリーランス向けとの違いにも触れていきます。
手数料は0.5%〜15%、買取可能額はプランによって異なる
手数料は、法人向けの総合ファクタリングをはじめ、個人事業主向け、フリーランス向けのいずれのページでも「0.5%〜15%」という範囲で案内されています。手数料以外の費用は発生しないとも明記されています。ただし、この0.5%という最低水準がそのまま適用されるとは限らず、実際の手数料は売掛金の金額や売掛先の信用力、契約方式(2社間か3社間か)などによって変わります。見積もりを取った際は、手数料の割合だけでなく、実際に手元に入る金額(手取り額)で比較することが大切です。
買取可能額については、プランによって案内されている数字が異なります。個人事業主向け・フリーランス向けのページでは「20万円〜5,000万円(5,000万円以上は相談)」という金額が示されています。法人向けの総合ファクタリングについては、公式サイト上に明確な上限額の記載は確認できませんでしたが、実際の利用事例として、建設業で9,600万円(手数料1.8%、調達まで3日)や1億円(手数料1.2%、調達まで7日)といった大口の資金調達例が紹介されており、大きな金額にも対応できる体制であることがうかがえます。まとまった金額を検討している法人の方は、上限にとらわれず、まずは問い合わせて相談してみるのがよいでしょう。
なお、No.1グループには「Easy factor」というオンライン完結型の別サービスもあり、こちらは手数料2%〜8%という、総合ファクタリングとは異なるレンジで案内されています。よりシンプルな手続きを重視する場合は、あわせて選択肢に入れてもよさそうです。
振込スピードはプランによって最短30分または60分
振込までのスピードも、プランによって表示が異なります。法人向けの総合ファクタリングとフリーランス向けのプランでは「最短30分」、個人事業主向けのプランでは「最短60分」で振込可能と案内されています。
いずれのプランも、この時間はあくまで必要書類がすべて揃っている場合の目安です。書類に不備があったり、確認事項が発生したりすれば、その分時間がかかります。急いで資金が必要な場合は、事前にどの書類を用意すればよいか、直接問い合わせて確認しておくと安心です。
必要書類は決算書・請求書・通帳コピー
申し込みに必要な書類は、決算書(個人事業主の場合は確定申告書)、売掛金の発生がわかる請求書、入出金履歴が確認できる通帳のコピーが基本です。法人か個人事業主かによって求められる書類の詳細が変わる可能性があるため、申し込み時にあらためて確認するとよいでしょう。
急いで資金化したい場合は、まず請求書と、入金履歴がわかる通帳のコピーを先に準備しておくと、手続きがスムーズに進みやすくなります。書類に不備があると、最短30分(または60分)での資金化は難しくなる点も、あわせて理解しておく必要があります。
2社間ファクタリングなら売掛先に知られず利用可能
ファクタリングには、大きく分けて2社間と3社間の契約形態があります。2社間ファクタリングは、利用者とNo.1の2社だけで契約が完結し、売掛先企業に知られることなく資金調達ができる、と公式サイトで案内されています。一方、3社間ファクタリングは、売掛先企業も契約に加わる形になるため、売掛先への通知と同意が必要です。
取引先との関係を重視して、契約の事実を知られたくない場合は2社間を、手数料をできるだけ抑えたい場合は3社間を検討する、というのが基本的な考え方になります。どちらが自社に適しているかは、取引先との関係性や、優先したい条件によって変わってくるため、申し込み前に整理しておくとよいでしょう。
担保・保証人・償還請求権に関する確認点
No.1ファクタリングでは、代表者個人の保証や連帯保証人は不要と案内されています。また、売掛先が万が一支払いをできなくなった場合(倒産などの状況)のリスクも含めて買い取る、償還請求権のない契約(ノンリコース)であると説明されており、この場合、利用者側に返済義務は発生しないとされています。
赤字決算の場合でも利用できるとされているほか、税金の滞納についても、優先債権(税金や社会保険料など、他の債権より優先して回収される債権)がなければ利用できる場合があるとの案内です。ただし、これらはあくまで一般的な案内であり、実際の可否は審査結果によって変わります。「赤字でも税金を滞納していても必ず利用できる」と決めてかかるのではなく、個別の状況を踏まえて相談することが大切です。
他のファクタリングサービスとの比較
No.1ファクタリングの特徴を踏まえたうえで、同じく公式情報をもとに整理しているJPSファクタリングと比較すると、次のような違いがあります。
| 項目 | No.1ファクタリング | JPSファクタリング |
|---|---|---|
| 対象 | 法人・個人事業主・フリーランス向けページあり | 法人のみ(個人事業主・個人・給与所得者は対象外) |
| 契約形態・手数料 | 総合0.5%〜15%/Easy factor 2%〜8% | 2社間5〜10%/3社間2〜8% |
| 買取可能額 | 個人事業主・フリーランス向けは20万円〜5,000万円(以上は相談)。法人向け総合ファクタリングは上限の明記なし(建設業で1億円規模の実績例あり) | 公式サイトで確認できず |
| 入金スピード | 総合・フリーランス向けは最短30分、個人事業主向けは最短60分 | 最短60分、遅くても3日以内(必要書類が揃っている場合) |
| 契約方法 | 全国対応・オンライン契約・電子契約対応 | オンライン契約対応・全国対応・出張交通費無料 |
※横にスクロールして確認できます >
対象者の幅で見ると、法人だけでなく個人事業主・フリーランスにも対応しているNo.1のほうが、申し込める人の範囲は広いといえます。個人事業主やフリーランスの方は、この時点でNo.1が候補になりやすいでしょう。
一方で、手数料は単純に数字だけで比較しにくい部分もあります。No.1の「0.5%〜」という下限は魅力的に見えますが、実際に適用されるかは個別の審査次第です。JPSの2社間5〜10%という表示は、下限こそNo.1より高いものの、上限が10%で頭打ちになっている分、事前の見通しは立てやすいという見方もできます。
スピードを最優先するならNo.1(総合・フリーランス向けの最短30分)、法人としてまとまった金額を相談したい場合はJPS、というように、自社の立場や優先したい条件によって向いているサービスは変わってきます。詳しい条件は、JPSファクタリングの詳細記事もあわせてご確認ください。
利用前に確認したい注意点
No.1ファクタリングを検討する際は、いくつか押さえておきたいポイントがあります。
まず、審査通過率についてです。個人事業主向けのプランでは95%以上、フリーランス向けのプランでは79%以上という数字がそれぞれ案内されていますが、これはプランによって異なる数字であり、どのプランで申し込んでも同じ通過率が保証されるわけではありません。数字が高いからといって、審査自体が形だけのものというわけではなく、あくまで目安として捉えておくのがよいでしょう。
また、「最短30分」「最短60分」という振込スピードは、必要書類が揃っていることが前提の数字です。手数料も「0.5%〜」という最低水準だけでなく、上限の15%まで幅があることを踏まえ、見積もり後の実際の手取り額で判断することが重要です。他社からの乗り換えや初回手数料の割引といった特典についても、適用条件を個別に問い合わせて確認しておくとよいでしょう。
さらに、ファクタリング業界全体に関わる注意点として、金融庁はファクタリングを装った高金利の貸付けを行う、いわゆる「偽装ファクタリング」の存在について注意喚起を行っています。ファクタリング会社から受け取る金額が売掛金の額に比べて著しく低い場合や、売掛先が支払わなかったときに利用者側が代わりに買い戻す義務を負わされているような契約は、実態として貸付け(貸金業)に該当するおそれがあるとされています。契約内容に少しでも不安な点があれば、契約前にしっかり確認し、必要であれば弁護士などの専門家に相談することも選択肢に入れておくとよいでしょう。
よくある質問
- Q. 法人向けと個人事業主向け、フリーランス向けで、どのページから申し込めばよいですか?
- 自分の立場に合ったページから申し込むのが基本ですが、迷う場合はまず問い合わせをして、自社の状況に合ったプランを案内してもらうのがよいでしょう。プランによって振込スピードや審査通過率の案内が異なるため、事前に確認しておくと安心です。
- Q. フリーランスと個人事業主は同じものではないのですか?なぜプランが分かれているのですか?
- 「個人事業主」は税務署に開業届を出して事業を行っている人を指す、税務上・法律上の区分です。一方「フリーランス」は特定の会社に属さず案件単位で仕事を請け負う働き方を指す言葉で、法律上の明確な定義はありません。実務上は重なる部分が大きいものの、完全に同じ概念ではないため、申し込みの際は自分の状況に近いページの案内内容(必要書類や審査通過率の目安など)を確認しておくとよいでしょう。
- Q. 建設業や医療・介護の事業者向けに、特別なプランはありますか?
- 公式サイトには、建設業向けや、病院・クリニックなどの診療報酬、介護事業者の介護報酬を対象にしたファクタリングの案内もあります。売掛金の入金サイクルが長くなりやすい業種向けに、業種特有の事情を踏まえた対応が用意されているようです。詳しい条件は、該当するページから確認するとよいでしょう。
- Q. Easy factorと通常のNo.1ファクタリングは何が違いますか?
- Easy factorは、オンライン完結を前面に出した関連サービスで、手数料は2%〜8%という総合ファクタリングとは異なるレンジで案内されています。請求書を送るだけで見積もりができるなど、手続きのシンプルさを重視したい場合の選択肢になります。
- Q. 見積もりを取っただけで、契約を断ることはできますか?
- 見積もりの依頼や相談だけでも対応してもらえるとされています。契約するかどうかは、条件を確認したうえで判断できるため、まずは相談してみて、納得できる条件かどうかを見極めるとよいでしょう。
- Q. 創業したばかりでも申し込めますか?
- 売掛債権を保有していれば、業歴の長さにかかわらず相談できるとされています。ただし、実際の可否は審査結果によって変わるため、心配な場合は事前に問い合わせて確認しておくと安心です。
まとめ
No.1ファクタリングは、法人・個人事業主・フリーランスといった立場ごとに複数のプランを用意しているファクタリングサービスです。手数料はいずれのプランも0.5%〜15%が目安とされていますが、買取可能額や振込スピード、審査通過率はプランによって異なるため、自分がどのプランに当てはまるのかを確認したうえで検討する必要があります。
担保や保証人は不要で、償還請求権のない契約(ノンリコース)として案内されている一方、審査結果によっては希望に沿えない場合もあります。また、ファクタリング業界全体として、偽装ファクタリングと呼ばれる悪質な取引の存在も金融庁から注意喚起されています。手数料の実際の水準、契約形態による通知の有無、必要書類、審査条件をきちんと確認したうえで、自社に合ったプランを選ぶことが大切です。気になる点があれば、公式サイトから該当するプランのページを確認し、相談してみるとよいでしょう。
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